吉本興業 元マネージャー告白が注目されています。
報道によれば、どうやら吉本興業の元エリート社員が吉本興業の実態を告白しているとのこと。
その内容は、宮迫博之さんらの闇営業にも関係しており、岡本社長は芸人や社員をボロ雑巾のように扱っていたとか。
その内容について見ていきます。
目次
吉本興業の元マネージャーの告白の内容

吉本興業の元マネージャーの告白が話題になっていますね。
その内容がかなり酷いとされています。
一部のメンバーに気を使えばいい
報道の中に合った文言では、
「芸人というのはな、商売道具のオモチャやから。お前が出世するための道具として使っていったらええんや。ボロ雑巾みたいに使えばいい」
「一部のメンバーにだけ気を遣ったらええんや」
と言って、吉本興業の岡本社長は話し、大爆笑していたとのこと。
大阪弁は比較的口調が怖いように感じる場合もありますが、これはなんだか悪意まで感じてしまう内容ですよね。
上司からのパワハラ
吉本興業内では上司からのパワハラも日常茶飯事だったそうです。
報道に合った内容では、「吉本で働くには会食も大事だから鍛えなアカン。藤原(寛・副社長)なんか一日7回の会食を乗り越えてきたから出世したんやぞ」と、言われ、焼き肉をムリヤリ食べさせられたり、食べれなかったらビンタされたり…
更には、月の労働時間は300時間。1年に取れる休日は1週間も無かったとか。
マネージャーは確かに忙しいですからね。中には常に事務所に寝泊まりしている人もいると聞きます。
そのため、このようなことがあったとしても、マネージャーだからねぇ…と思ってしまいますが、やはり通常のお仕事と考えると、この対応はどこかおかしいように感じますね。
イベントでは絶対に収支をプラスに
また、吉本主催のイベントでは絶対に収支をプラスにせよという命令があったとされています。ここに関しては、イベントをやる以上、プラスにしなければならないというのは確かです。
しかし、そのために失敗したイベントのシワ寄せを受けるのは芸人さんだったとか。そのために、芸人や外部の作家さんのギャラが0円になる事もあったそう。
会社がその負担を負うのではなく、芸人がその負担を負うのですね…
これでは、闇営業が起こっても仕方がないとも感じます。
闇営業の監視
これによって発生する闇営業に関して、社員に指示して芸人さんたちの監視を行っていた人もいたそう。
こっそり芸人さんの動向を監視して、闇営業先の客に紛れ込んでいたことも。
そして、無断で出演している芸人をチェックして、上長に報告するのだとか。
「どうも~!」ってステージに上がった芸人さんと目が合い、「えっ!?」って顔をされることも何度かあったとされています。
吉本興業は盗聴やチクリが多発している?
また、吉本興業では社内の会議室に盗聴器が仕掛けられているとの噂があるようです。
前日の宮迫さんらの会見の時にもありましたが、岡本社長の『お前ら、テープ回してないやろな?』というのは、そういった盗聴器に過剰反応していたために、口に出た言葉のようですね。
盗聴が当たり前になっている会社だとか…
また、何か闇営業や会社批判の内容がSNSで上がったら、発見できなかったことを問い詰められ、吉本の批判記事が出ると、犯人捜しを行うといったこともあるようです。
吉本の芸人は家族だ、ファミリーだ…とは、よく言ったものですね。
この内容を見る限りでは、どうも芸人も社員も信用している様には感じられません。
社内で相談できる人は一人もらず、最終的にはクビにすると恫喝されることもあったとか。
吉本興業は『牧場』給与のいれる会社ではない
以前に、吉本興業のマネージャーである大谷由里子さんがミヤネ屋に出演されていました。
その際に、吉本興業の話をされていました。その際に発言されていた内容というのが、
「吉本は牧場だと思います。美味しい草、チャンスがある場所にしておく。食べたかったら牛が戻ってくる時もあれば、出ていく時もある。吉本はチャンスがある、夢を見れる会社にしておく」
というもの。
『吉本は“ファミリー“ではなく“牧場“』
…(;゚ロ゚)ww#ミヤネ屋 #吉本興業 #大谷由里子 pic.twitter.com/xPZLU26ZKg
— ゆーゆ (@yuyusmile0904bo) July 24, 2019
7/23 (火) #モーニングショー
元マネージャー #大谷由里子 さん
昔の吉本のままの感覚 ④大谷氏
「上司がパワハラだと思ってなくて、部下はパワハラだと思ってることがある」それがパワハラと言います。#玉川 さんあきれてます。#羽鳥アナ #菅野 弁護士 pic.twitter.com/oHeRXpSZu5
— sakura (@shino94074371) July 27, 2019
そのため、給与を払う会社ではないとのこと。
確かに、吉本興業出身で成功された方はたくさんいます。宮迫博之さんもその一人でしょう。
それに、事務所に所属しているといった安心感もありますが、とは言っても、成功できる人はその中でもほんの一握り。
そのため、所属しやすいし、出ていく人も辞めていく人も多いようです。
芸人に対して家族と言いながら、給料を与えない入れ替わりの激しい会社のようなイメージを受けますね…
終わりに
正直な感想を言うと、このような記事を読んでも『やっぱりな…』といった感じです。
闇営業が多発するというのは、芸人さんに十分な給料を支払っていないため、生活に困る状況が発生するからこそ起こるもの。
芸人さんをこき使って、そこで得たギャラの9割を会社に入れていると会社がどんどん成長する一方で、芸人さんが消耗していくのは当然の事。
今回の宮迫さんらの闇営業によって明らかになった問題も、いつか炎上するフラグが立っていたのでしょうね。