4月4日(土)夕方7時から「天才!志村どうぶつ園」特別編の放送がありました。
「飼育係」担当の嵐・相葉雅紀さんや「園長秘書」の山瀬まみさん、DAIGOさん、タカアンドトシさん、滝沢カレンさん、ハリセンボンさんが出演しました。
楽しく収録は進めたいけど、VTRで元気な志村園長が映ると涙が止まらない様子。
いつもは明るい番組ですが、今回は悲しみで溢れていました。
志村園長は出演者や番組スタッフ、チンパンジーのパン君など動物たちとはどのように関わっていたのでしょうか。
志村園長が出演者や番組スタッフにどんな影響を与えていたのか、
志村園長が動物から学んだことや出演者たちの想い、
気になるパン君の現在についてお伝えします。
目次
志村園長が出演者や番組スタッフに与えた影響
志村園長が帰ろうとするのを必死に引き止めるパンくん見て 、大切な人にはちゃんと大好きって伝えなきゃな 、って思った 。
何気ないお別れが一生のお別れになっちゃうかもしれないんだもんな 、#志村どうぶつ園 pic.twitter.com/bwKDh5fWvN— shiro (@bish0805) April 4, 2020
志村どうぶつ園が始まった頃はスタジオセットはカメラと出演者が同じ高さでした。
志村園長はその日の収録を全力で行った後、スタッフに提案します。
「少しステージを高く作らないか?」
志村園長のこの言葉を聞いて、スタッフは収録現場におよそ30センチの高さを作りました。
お客さんはカメラの後ろに配置、ちょっと高くなった分カメラアングルが下がります。
志村園長も
・臨場感が出て動物の表情もよく見える
・出演者もステージに上がるという意識が出る
・お客さんをもっと楽しませようと緊張感が沸く
とスタッフに伝えています。
スタッフにとっては普通の収録のやり方でした。でも志村園長は、出演者やスタジオに来る動物、お客さんにとって最良の収録のあり方を提案したのです。
志村園長の言葉はスタッフの心を大きく動かしました。
また、コーナーが終わると収録を止める時間があります。
その時間さえもなんとか来てくれているお客さんを楽しませられないかと志村園長は考えます。
収録を見に来てくれているお客さんを飽きさせないために、ADさんがみんなオレンジ色のつなぎを着てセットチェンジ。
出演してくれた動物たちには優しくして、進行を素早くするように言います。
ADさんがセットチェンジする間、カメラスタッフは出演者をカメラでぬいたり、ピンボケさせたりお客さんを飽きさせない工夫を凝らします。
「幕が引かれる最後の最後まで楽しんでもらわないとな!」と志村園長。
出演者タカアンドトシさんのことを
『えらいよな、ちゃんとネタをやり続けて。「欧米か!」って大切にしねえとな!』
相葉雅紀さんのことを
「俺が相葉君に命令されて振り回されるのやってみたいんだよな」
と言っていて、実際に犬・チビとの散歩で相葉君が指示した場所へ行くというロケをしていました。
その場所はアド街ック天国、日本最南端の駅でした。
また志村園長はスタッフの家族が遊びに来ると誰よりも喜んでいたといいます。
出演者やスタッフ、動物もみんな家族のように接していたのでしょうね。
志村園長が動物から学んだこと
志村動物園…もらい泣きやばかったです。
笑えたとこも載せないとね🤣
そらパンくんあの二度見なるよ(笑)
🍉早食い真似できんwww志村けんさん
笑いをありがとう😭#志村どうぶつ園#パンくん #志村園長 #志村けんさんありがとう pic.twitter.com/5qKBQbA6sT— HirO☆93☆ (@hirobox93) April 4, 2020
スイカをパン君と一緒に食べるときに高速食べを披露しました。その際にパン君が二度見!
「これが本当の二度見」だと志村園長はパン君から「二度見」を学んだようでした。
流しそうめんをしたり、自転車を教えたり、温泉に浸かったりいろんなことをパン君としてきた志村園長。
その過程でパン君の純粋な反応などを見て、自分の芸の参考になることもきっといっぱいあったのでしょう。どんな芸も純粋な反応にはかないませんからね。
番組内で志村園長への想いを出演者が語った
相葉くんの冒頭の挨拶ちゃんと受け止めたよきっと志村園長も天国から相葉くんを見守っるはず無理せずに相葉くんのペースで頑張ってね#志村どうぶつ園 pic.twitter.com/J1mQo0Nbp2
— 𝓃𝒶 (@ara1103_na) April 4, 2020
相葉雅紀さんが番組の冒頭、
志村さんが亡くなられたことは信じられませんし、受け止め切ることができません。嫌です、悲しすぎます。
と語りました。
タカアンドトシのトシさんも
志村師匠にはとてもたくさんのことを教えていただき、そしてとてもたくさんの優しさをいただきました。その師匠にもうお会いできない現実を受け入れる事が、まだできません。まだまだ色々教えていただきたかったです。
と語っていました。
志村園長が大好きなパン君の現在は・・・
継続嬉しい😭😭😭しかも名前も志村どうぶつ園のまま!!園長😭😭😭😭#志村どうぶつ園 pic.twitter.com/t2VNVTTbGu
— a (@aaa767m) April 2, 2020
志村園長と番組内のロケでいつも一緒にいたパン君。
パン君は2001年の10月1日に生まれたオスのチンパンジーです。
熊本県阿蘇市の阿蘇カドリー・ドミニオンで飼育されています。
2012年9月6日、11歳のころに女性研修員に飛びかかって全治2週間のけがを負わせてしまいました。
このことがキッカケで「天才!志村どうぶつ園」の出演がなくなりました。
パン君の現在を調べてみました。
今も「阿蘇カドリー・ドミニオン」のチンパンジー学習の森で元気に暮らしています。残念ながらショーは出演していないようです。パン君の子供のプリンちゃんがショーを盛り上げています。
天才!志村どうぶつ園についてネットの反応について
志村けんさんの番組を見れば見るほど、まだいるような錯覚に陥る。来週もその先もずっと普通に出てくるような気がしてならない。志村どうぶつ園マジ泣けた。帰ろうとする園長をずっと追いかけるパンくん本当に泣ける。 pic.twitter.com/AVlkj1OXov#志村どうぶつ園
— K.Me (@kmb0901) April 4, 2020
このパンくんのように「行かないで」とすがりたい気持ち。同じ気持ちの人きっと沢山いますよね。
#志村どうぶつ園 pic.twitter.com/jptAdue51b— Hummingbird* (@ladysum41) April 4, 2020
本当に優しくて愛情深い人だったんだなぁ(T_T)#志村どうぶつ園#志村園長 pic.twitter.com/gQuTRZDrnF
— meloD(メロさん) (@meloD2018) April 4, 2020
まとめ
出演者やスタッフ、動物たち、観覧に来ているお客さんのことを誰よりも考えていた志村園長。
とても愛情深いお茶目な方でした。
志村園長こと志村けんさんは謙虚な姿勢で周囲と向き合い続けました。
これからも志村どうぶつ園は、番組名そのままで放送されます。
ネットでも志村園長の死を悲しむ声ばかりです。
いくらいつも楽しく笑わせてくれた志村園長のためとはいえ、この特別編の収録は笑えません。「もっと笑ってくれよ!」という志村園長の声が聞こえてくるようです。
番組を見た人たちも悲しみや悔しさ、無念の気持ちを抱えながら視聴したことでしょう。
志村園長がみんなと作り上げた「天才!志村どうぶつ園」が今後も継続されることは、一視聴者としてもとても嬉しく思います。
志村園長、感動をありがとう。
 
				
	
	 
								 
						
						
						
									 
						
						
						
									 
						
						
						
									 
										
					 
									
 
										
										
										
																	 
										
										
										
																	 
										
										
										
																	 
										
										
										
																	 
										
										
										
																	